とりあえず聞いて

ここはどこだろう?

よく判らないけど穏やかな風が吹き、一面の花畑の真ん中に伸びた一本道を走る車の中にいる

「どうしたの?」

前の座席にいたまっすーが後ろを振り返りながら私の顔をのぞきこむ

「うーーん。もう眠くて仕方ない」

「なにそれw」

まっすーはフフと笑いながら自分の太ももをポンポンと叩く

「ん?」と顔だけで私は聞く

「ほら」と、またまっすーは太ももをポンポンする

 

ここで寝たら?

 

私は犬のようにまっすーの隣に膝まずき太ももを枕にして寝ようと試みる

 

頬に伝わるまっすーのほのかな体温

車の振動

二人とも何も言わないけど沈黙すらも幸せに感じる

 

ウトウトしだした時、

車がガタンと揺れた瞬間にまっすーの手が私の手に重なった

と、思ったらまた車の振動で離れてしまった

 

ガタンと思ったら触れて

ガタンと鳴ったらまた離れて

 

でもまっすーが手の位置を動かす気配はない

 

私だけが意識してるのかな?

まっすーも寝てるから気付かないだけなのかな?

ドキドキしてるのは私だけかな?

そう思った瞬間、私の指先をそっと指で挟むまっすー

中指と薬指の間に私の指先が磁石のようにくっついて離れない

 

なんで?

まっすーも離したくないの?

ドキドキが止まらないんだけど……

 

 

 

 

 

 

 

って、夢を見たわ!!!!!!!!

お前は何歳ぢゃ!???

痛すぎて言えんわっっっっ💢💢💢💢

 

 

同僚に「えへへ❤今日すっっっっごくいい夢みたの♪ヽ(´▽`)/でも正夢になってほしいから言わない❤」

って言ったら

「中身は聞いてないけどこれだけは言えるわ。正夢にはならないから!!!!

 

って呪いをかけたからここに吐き出してみた

この夢のお陰で1日あーーーーーー幸せだった❤